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深層学習による高精度な外観検査ソフトウェアをリリース

圧倒的に少ない学習データで短期間・安価にシステムを構築可能

株式会社Preferred Networks(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:西川徹、以下、PFN)は、深層学習技術を使った高精度な外観検査ソフトウェアPreferred Networks Visual Inspection(プリファードネットワークス ビジュアル・インスペクション)を開発し、2018年12月よりパートナー企業へのライセンス提供を開始します。また、2018年10月18日(木)に、幕張メッセで開催されるCEATECの新製品セミナー(N3-5)にて製品発表を行います。

機械学習・深層学習技術の活用が広がり、製造現場の外観検査システムへの応用も進んでいます。しかし、深層学習技術を活用した外観検査システムは、数千枚単位の大量の学習用画像データや、画像処理エンジニアによる学習支援が必要な上、検査結果の説明性が乏しいなどの課題がありました。

PFNは、深層学習フレームワークChainer(TM)の開発や、重点事業領域とする交通システム、製造業、バイオヘルスケア分野への深層学習技術の応用によって蓄積した技術力・ノウハウを活かし、これまでの外観検査システムの課題を解決するPreferred Networks Visual Inspectionを開発しました。

  • Preferred Networks Visual Inspectionの特長
  1. 少量の学習データ(良品画像100枚と不良品画像20枚から)で検査ラインを短期立ち上げ
  2. 金属・プラスチック・布・食品など、様々な素材・形状に対応
  3. キズ・異物・汚れなどの異常箇所の可視化による高い説明性
  4. 直感的な学習UIにより、エンジニアでなくても簡単に操作

 

PFNがPreferred Networks Visual Inspectionとして提供するのは、学習支援ソフトウェアとCPU版異常検知ソフトウェアです。システムの構築にあたっては、ライセンスパートナーから、学習ワークステーション、検査機PC、撮影装置、可視化・操作UIなどを必要条件に応じて自由に組み合わせて導入することが可能です。また、高速検査のためのGPU版異常検知ソフトウェアもオプションで提供します。

これにより、運用のシンプルさと高精度を両立した自動外観検査システムを安価に短期間で構築でき、コストやシステムの柔軟性の問題から、これまで自動化できなかった製造ラインにも導入しやすくなります。また、問題個所を可視化する高い説明性があるため、個人のスキルに頼りがちな製造現場での技術継承やノウハウの横展開にも有用です。

 

Preferred Networks Visual Inspectionと従来製品の比較

 

 

  • 製品発表

幕張メッセで開催されるCEATECの新技術・新製品セミナー(N3-5)「ディープラーニングを応用した製品不良検知ソフトウェアおよびピッキングロボットソリューション」の中で、Preferred Networks Visual Inspectionの製品発表を行います。

 

PFNは今後も、機械学習・深層学習技術の実世界への応用を推進していきます。