PFNで働く魅力

CEOからのメッセージ

こんにちは、PFN代表の西川です。弊社採用ページをご覧いただきありがとうございます。
PFNへの就職をご検討のみなさまへメッセージをお伝えしたいと思います。PFNでは、事業の拡大に伴い採用を強化しております。おかげさまで、多くの応募から優秀なメンバーが入社し、会社の組織が拡大しています。私自身もそうですが、メンバー一同、優秀なメンバーと働くことに誇りを感じておりますし、この輪を広げていきたいと考えております。そこで今回は、PFNで働く魅力を私の視点から説明してみたいと思います。

「AIカンパニー」ではなく私たちが目指すこと

まず、最初にお伝えしたいことは、PFNはAI専業の会社ではない、ということです。AIの会社として取り上げていただくことは多いのですが、私たちにとって”AI”、”機械学習”は手段の一つです。もちろん、機械学習はとても強力なツールであることは間違いありません。機械学習や深層学習の研究開発には力を入れています。しかし、機械学習に強みをもつだけでなく、実世界への応用に向けて、様々な技術を融合させることのできるチームとメンバーこそが、PFNの強みであると考えています。

中でも私たちの強みは、「ハードウェアとソフトウェア、そしてコンピュータネットワークの融合」です。コンピュータアーキテクチャの発展、ハイパフォーマンスコンピューテングの発展と機械学習の発展、この3つを同時に考えることによって、これまでにない規模でのデータ処理が可能になり、新しいアプリケーションが生まれます。それだけでなく、機械学習に適したアーキテクチャはどういうものなのか、ということに対しても深い知見を得ることができます。これは新しいコンピュータアーキテクチャの創出につながります。また、ロボティクスや自動車といったハードウェアとソフトウェアが連携することは、ハードウェア自体の活用分野の拡大につながります。さらに様々な環境下でのロバストな制御の実現は、ハードウェアが活躍できる場所を大幅に広げます。そのような分野での機械学習の活用は興味深い応用分野の一つです。

私たちはソフトウェアの発展によって、ハードウェアの創り方・設計そのものも進化させていきたいと考えています。既存のハードウェアの上でソフトウェアを適用するだけでなく、ハードウェアを深く理解し、ハードウェアを設計できるケイパビリティをもつことによって、ハードウェアの進化そのものを引き起こそうと思うのです。ハードウェアとソフトウェア、これまで相互に密接に関わることの少なかった2つの分野を強力に融合することによって、新しい技術の創出を目指すべきだと考えています。(もちろんソフトウェアはハードウェアの上で動くという点では関わってはいるわけですが、ハードウェアの技術者とソフトウェアの技術者が密接に、同じチームで働くということはこれまであまり起ってこなかった流れだと思います。)

PFNではこれ以外にもいろいろな分野の人が協力して新しい技術を生みだそうとしています。ライフサイエンスと機械学習、アニメーションと機械学習などもその一つです。複数の専門分野を融合し、一つのチームとして取り組むことによって、お互いの分野への深い理解を得て、単独で取り組んでいたのでは決して生み出せない新しい技術を創り出そうとしています。

 

リサーチャーとエンジニア

ご応募の皆さまからよくご質問をいただく、リサーチャーとエンジニアというポジションについても、明確な区別はありません。リサーチャーもエンジニアリング技術を習得し、実用的にも優れたソフトウェアを生み出しています。また、エンジニアが研究プロジェクトに参加することも自由です。それにより、研究成果をすぐにソフトウェアとして実現することができます。ハードウェアエンジニアとソフトウェアエンジニア、リサーチャーとエンジニアなど、異なる専門性を持つ人が同じ環境、同じチームで働くことにより、メンバーがお互いの分野に対して深い知見を得ることができます。そして何よりも、様々な分野へのリスペクトがそこから生まれています。

このことは、最高の学習環境を生み出すことにもつながっています。例えば、入社時、機械学習については詳しい知識を持っていなかったメンバーも、すぐに機械学習を習得し、今ではその分野で優れた成果を出し続けています。また、機械学習のエキスパートとして入社したメンバーも、ロボティクスを習得し、ロボットの分野でも第一線の研究成果や製品を実現しています。私自身、会社のメンバーと話をしていると、本当に多くの知見や新しい考え方を得ることができます。私は現在、主に経営に携わっていますが、学生時代にプログラミングコンテストに参加したり、ハイパフォーマンスコンピューティングを研究していた技術畑の出身ですので、技術者としても、毎日非常にエキサイティングな日々を過ごしています。

 

私たちの考えるチームワーク

ここまで、技術にフォーカスした話をしてきましたが、コーポレートサービス(総務・財務・経理・人事といった会社機能を支える部門)やビジネスディベロップメント、PRチーム等のメンバーと技術系メンバーの距離がとても近いこともPFNの特徴です。

私たちの会社は、まさに今成長フェーズにあります。会社の機能は日々充実し、それによってできることも増えています。技術だけでなく、事業の成長をドライブする様々な分野を融合することによって、お互いのリスペクトが醸成され、会社としてのスピードをあげることができるようになります。ビジネスディベロップメントの人が技術開発をしてはいけないというルールはありません。コーポレートサービスのメンバーも、最新の技術開発の成果を知ることにより、会社組織がどうあるべきかについて深く洞察することができます。会社全体が強力なチームとしてお互い力を合わせて発展していくこと、それが、私たちが目指している会社の姿です。会社の運営やビジネスと技術、これら全てを知ることができる環境に、何よりも自分自身の知的好奇心が大きく刺激されます。

 

勤務環境と会社資源への考え方

「様々な分野の人が互いに信頼し、力を発揮できる環境」 -前述の通り、これこそが、PFNの本当の魅力です。そのため、一緒に働く人は最も重要です。「人」に関わるところに、私たちの資源を最も傾けて活動しています。私はPFNに入社してくれたメンバーが健康かつ活力的に働けること、またプライベートにおいても充実して過ごせる、ということは長期的に活躍いただく上で欠かせないと考えています。これを実現すべく、社員の皆さんが安心して働くことが出来、能力を存分に発揮することを目的とした制度の導入・運用にも力を入れています。

そして、次に資源を投じているのは、計算環境・研究開発環境です。GPUが足りなくて研究が止まることがあっては、大きな機会の損失です。それはとてももったいない。PFNではすでに大規模クラスタを導入していますが、さらに今後も増やしていきます。また、様々な分野の研究を自由にできるような環境の整備も重要です。ロボットの研究をしたいのに、ロボットを遠隔でしか使えなかったら、ロボットの特性を理解することなどできません。ロボットを理解するためには、ハードウェアの部分をプロトタイピングしてみることによって、さらに深い理解が得られます。ですので、大手町という東京の中心部であるにもかかわらず、社内にはロボットがたくさんあります。そして、ハードウェアの試作をするための機械も整備を進めています。大きな会議室でロボットがブインブイン走り回っていることもあります。

一方、あまり力を入れていない部分もあります。オフィスは、正直きらびやかな装飾はありません。開発に集中できる環境づくりや、メンバー同士の交流を持つスペースには力をいれています。ただし、物珍しいものは存在していません。そこに投資するなら、高性能なGPUをもっと導入したほうがいい、という感じです。PFNが入居するビルは最新のビルではありませんが、東京の真ん中で、産業用ロボットをハードウェアの技術者とソフトウェア技術者が一緒に囲み、ディスカッションしながら研究を進められる環境です。そういう環境に私自身もとてもワクワクします。

 

PFNでの成長とは

PFNでは入社前の経験よりも、入社後の成長を重要視しています。技術の世界は進歩がとても速く、今ある知識ではすぐに時代遅れになってしまいます。もちろん、経験があることによって新しい技術への適応が早くなるという面もあるでしょう。しかしながら、ポテンシャルがあれば、経験の差を実力で埋めることもできます。新しい分野に挑戦する意欲こそが、重要であると考えています。成長を加速するための取り組みに日々力を入れています。採用においても、ポテンシャル・成長意欲をとても重要視しています。若い人たちの中には、まだ経験が十分でなく、応募するのに不安がある人もいるかもしれません。私たちは、みなさんのこれからの成長に期待をしています。大きな目標をもって大きく成長したいという人は、ぜひPFNへの応募を考えてみて欲しいと思っています。

最後になりましたが、私たちは「AIの企業」であり続けるつもりはなく、機械学習を含む最先端の技術を融合し、新しい価値を生み出したいと考えています。そのためには、様々な分野のエキスパート、そして、新しい分野を生み出したいと強く想う人たちの力が必要です。現在募集をしている職種はもちろんですが、募集要項にない得意分野を持った人の力が、PFNが新しい分野に挑戦する原動力と成り得ます。革新的な技術を自分たちの手で生み出したい、そして成長し続けたい人には、ぜひPFNへのジョインをご検討いただければ嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!